令和５年度 第２学期始業式が行われました。 新型コロナ感染症の影響も小さくなりつつあり、中高全校生徒が体育館に集合しての式を行うことができました。
始業式では新しく学校長に就任した合満聡校長より、新年度に向けて「自分自身の能力をしっかりと高めていってほしい」という内容の話がありました。具体的には、 日本の伝統的な染め物の中に桜染めというものがあり、桜の花びらと同様に綺麗な色をしている。しかし、この染め物につかう色素は、花びらからではなく、桜の小枝や樹皮から抽出されるものである。一見地味にも見える小枝や樹皮だが、桜の木は一年間をかけて綺麗なピンク色の色素を全身にため込み、一瞬の開花のために準備を行う。 生徒のみなさんは桜とは違い、育徳館中学校・高等学校で数年間をかけて力を蓄えていくが、桜と同様にどれだけの努力を重ねることができたかということが結果となって現れる。今からの学校生活の中で、自分なりの色素をしっかりと蓄えていってほしい。自分の色素を人の色素と比べて落ち込む必要はないし、自分と異なる色素を蓄える仲間を批判することがあってはならない。互いに協力しあって、よりよい花を咲かせることができる学校生活にしていってほしい。
と言った内容でした。
新学級が決まり、新しい先生方も入ってこられました。新年度の始まりは大きな変化がありますが、大きなチャンスでもあります。どの学年の生徒も、昨年度以上に成長できる一年間にしていってください。
新転入職員 今年度、育徳館中学校へは、次の５名の先生方が新しく赴任されました。 神﨑 奈保（主幹教諭：数学科）、幸元 秀行（理科）、谷口 美乃里（英語科）、簗 有子（英語科） |